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検査
聴診器で聴く心音,胸部エックス線写真,心電図,心エコー図(心臓の超音波検査による像)などで特徴的な所見から診断されます.また,血管に入れた管を心臓にまで進める右心カテーテル検査では欠損孔を通ってカテーテルを左房に入れることができます.この検査によって右房の血液が普通よりも酸素をたくさん含んでいること,重症になったときには肺へゆく血管の血圧が高くなっていること(肺高血圧)も見つけることができます.
手術
心不全になっているときはすぐに手術が必要ですが,そのような状態は多くありません.学校にゆく前でかつ無輸血開心術の可能な4〜6才に手術を行うのが普通です.症状がでるのが遅かったり,発見の遅れたときにも,検査の結果から必要であれば成人する前に手術するのが良いとされています.
血液をいわゆる人工心肺で循環させ心臓を停止させた状態で,直接欠損孔を閉鎖します.欠損孔そのものを縫って閉じることが多いのですが,人工のパッチをあてなければならないこともあります.開心術としては易しい手術の一つで心臓を止めておく時間も短く,肺高血圧・心不全を伴わないときの手術危険率はほぼ0%です.最近では胸を切り開く切開を小さくする小切開手術が多くなっています.また,カテーテルを用いて欠損孔を閉じる方法の進歩が著しく,近い将来はほとんどがカテーテル治療になると思われます. |