日本小児外科学会
English サイトマップ
一般の皆様 医学生の皆様 小児外科学会会員   プライバシーポリシー 入会案内

小児外科で治療する病気

精巣捻転症(睾丸捻転症)

 精巣(睾丸)が回転したために精巣に行く血管・精管(精子を運ぶ管)が突然捻れる病気で,強い痛みと精巣の腫れを伴います.早急に捻れを戻さないと,精巣は 壊死 に陥り萎縮してしまいます.症状が出てから24時間以内,できれば6〜8時間以内に手術により捻転を解除すれば精巣を温存できることが多いのですが,それ以上経過すると壊死に陥った精巣を取らなくてはならなくなります.また,反対側の精巣も捻転を起こす可能性がありますので,同時に反対側の精巣の固定を勧められることもあります.まれながら,胎内で捻転を起こす例があり,出生直後に精巣の腫れが見られることや,すでに壊死に陥った結果,萎縮あるいは消失していることもあります.

この病気で最も問題になることは,精子を造る能力(造精機能)がどうなるかです.精巣に血液が流れなくなるので精子を作るもとになる細胞は酸素不足のため壊死に陥って数が減ってゆきます.発症早期に手術を行うことができ,精巣が温存できればこの細胞の減少は最小限にとどめることができます.しかし,時間の経過と共に減少してゆくので,発症から手術までの時間が長いときには将来の妊孕性(妊娠させる能力)が低下してしまいます.できるだけ早期の手術が望まれる理由です.

このような急激な陰嚢部の痛みと腫れをきたす病気はいくつかあります(急性陰嚢症といいます)が,病気の区別が難しく,また精巣捻転では早期治療が必要ですので,早く病院にかかることが大切です.

日本小児外科学会概要
日本小児外科学会 理事長からのご挨拶
日本小児外科学会 会則
日本小児外科学会 名簿
日本小児外科学会 学術集会案内
市民公開講座
日本小児外科学会雑誌閲覧
 
小児外科で治療する病気
 
 
PDF形式のファイルをご覧になるには、 Adobe(R) Reader(R) (Adobe社)が必要です。
 
ホームページに関するお問合せ
学会事務局への連絡