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理事長からのご挨拶

 

理事長就任にあたって

 

このたび日本小児外科学会の第23代理事長を拝命いたしました。本学会の発展のために全力を尽くす所存です。皆様のご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。

さて本学会は、昭和38年11月京都において、当初有志わずか7名が集い発足の準備がはじめられました。本学会は当時の小児外科を志す外科医が真の学術交流の場として、新しい理念を持って設立されました。本学会の特筆すべき特徴は、「場所や身分、学閥を意識しない、真に学問の向上を目指す情熱に燃えた人々の集まり」が核となって発展してきたことです(植田 隆第8回年次総会会長)。本学会は、設立50年が過ぎあらたな50年を歩み始めました。現在、小児外科の学術の振興と医療福祉の増進により、たくさんの病気の子どもたちが恩恵を受けています。日夜現場で必死に子供達のために奮闘努力している小児外科医が私たちの姿です。そして今も変わらずここに集う同学の士は、わが国をはじめ世界中の小児外科医療と学術の発展、そして病気の子どもたちの幸福を願っています。私たちは学会設立の理念を携えさらに前進していきたいと考えております。

本学会の役割は、学術集会と秋季シンポジウムを含む学術研究事業、知識・情報の交換、社会貢献・広報事業、小児外科医療制度の調査研究事業、卒前・後教育を含む生涯教育と資格認定事業、内外の関係学術団体との連絡・発信や提携事業など多岐にわたっています。いずれも学会として具有すべき機能でありプロフェッショナル職業集団として重要なものです。また会員の日常行っている診療、研究、教育をサポートし、小児外科が社会へ貢献するために不可欠なものです。本学会がこれらをさらに充実させるため、より実態に即した法人形態に変更することをすでに総会において了承いただいております。今期はその目標に向かって実現出来るよう邁進していきます。少しでも会員数が増加して、より学際的特徴を持ち、安定した財政基盤を背景に、自由な発想で学会活動ができ、さらには社会に大きな貢献ができるような運営のしくみを作って参ります。

学会が抱える課題は、数多ありますが、理事会をはじめ多くの委員会活動を通して解決していきます。本学会の委員会活動は年々活発化しているのが現状です。現在は13の各種委員会のほか、庶務と財務の基盤2委員会、専門医制度2委員会があります。昨今のガイドライン審査・調査の要請が多いため、新たにガイドライン委員会を、学会における研究倫理体制整備のため新たに研究倫理委員会を、NCD関連のデータベース構築・運用のため新たにNCD連絡委員会を設立することになりました。学会としては備えるべき機能が年々増えていることに委員の負担も増大しておりますが、小児外科の発展と社会貢献のため全力で立ち向かっていく所存です。会員のみならず本ホームページをご覧になっている一般の方々におかれましても、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

平成29年6月

日本小児外科学会 理事長

越永 従道